魚焼きグリルの焦げ付きや油汚れを掃除する方法

お魚を焼くのは、グリルに任せてセットすればいいので簡単ですが、いざ、使った後のお掃除が嫌だという人が多いのではないでしょうか？実は筆者もそう思っている一人です(;^ω^)。

楽に魚焼きグリルのパーツ別に、こびり付いた汚れの落とし方を見ていきましょう。
魚焼きグリルを使った後のお掃除のコツを調べてみました。

魚焼きグリルの【焼き網】の掃除方法

魚焼きグリルの焼き網は、油汚れや焦げ付きの汚れがあります。焦げ付き汚れに強い、重曹を使ってお掃除をしてみましょう。
網が浸かるくらいの桶か、袋を用意します。その中に40℃くらいのお湯１と重曹大さじ3杯を入れてよく溶かします。そこに網を浸して、30分から1時間ぐらいつけておきましょう。

汚れが浮いてきたら、スポンジや歯ブラシでこすり落とします。
スチールのたわしなどで強くゴシゴシこすってしまうと、表面のコーティングが剥がれてしまう可能性があるので注意です。コーティングが剥げると汚れが付きやすく落ちにくくなってしまうので、力任せにこするのはやめましょう。

魚焼きグリルの【受け皿】の掃除方法

受け皿は魚から出る油汚れなので、油汚れがほとんどです。網と一緒に、重曹水の中につけおきしてしまいましょう。

油汚れに強いセスキ炭酸ソーダを使ってつけおきをしても◎。50℃くらいのお湯１リットルにセスキ炭酸ソーダ大さじ１を溶かし、受け皿を浸けこみましょう。30分から1時間ぐらいつけおきし、汚れが浮いてきたらスポンジか歯ブラシなどでこすり落として終了です。

魚焼きグリルの【庫内】の掃除方法

魚を焼いたときに、庫内までの掃除はなかなか時間がある時にしかできませんよね。する人は少ないと思います。庫内は汚れが見えにくくなっていますが、実は魚から飛んだ油でとても汚れているんです。庫内の汚れはほとんどが油汚れなので、セスキ炭酸ソーダを使用します。重曹でも◎。

水250㎖に対して重曹なら大さじ1杯、セスキ炭酸ソーダは小さじ1杯をいれて混ぜ、お手製の油汚れ用洗剤を作ります。受け皿と網を外したら、セスキ炭酸ソーダ水かまたは重曹水を含ませたキッチンペーパーをシップのように貼りつけて30分から1時間おきます。汚れが浮いてきたらスポンジや歯ブラシ、布、メラミンスポンジなどでこすり落としてくださいね。最後にしっかり水ぶきをすれば終了です。

水250㎖に対して重曹なら大さじ1杯、セスキ炭酸ソーダは小さじ1杯をいれて混ぜ、お手製の油汚れ用洗剤を作ります。

魚焼きグリルをなるべく汚さないためのコツ

・網にアルミホイルを敷く方法
これは、誰でもできる超簡単な方法です。網も受け皿も油で汚さずにすみます。
焼いた後はアルミホイルを捨てるだけなので、ほとんど掃除しなくても済みそうです。
しかし、焼き具合などが違ってくるので、焼き加減には注意が必要です。

・受け皿に片栗粉を入れる方法
受け皿に水300㎖と片栗粉大さじ4杯を入れて混ぜ合わせておきます。魚を焼くと、受け皿に落ちる油が片栗粉と混ざります。片栗粉が冷えると固まります。受け皿から簡単に剥がせますので、とても簡単に油汚れを処理することができますよ。

・受け皿に重曹を入れる方法
お掃除にも使った重曹が、使用前にも使えますよ。使い方は片栗粉と同じで、調理前に水300㎖に重曹大さじ4杯を受け皿に入れてよく混ぜ合わせておきます。使用後は、そのまま水で洗い流すだけで受け皿がきれいになっているのでラクにお掃除ができますね。

・グリルストーンを使う方法
グリルストーンという、グリルをきれいに使うための石が販売されています。水を入れなくてもいいグリルに石を敷き詰めて使用します。石が油を吸収するので汚れが抑えられます。
最近では100均のお店でも置いてあるところがあり、安く簡単に手に入れることができますよ。