印鑑を作る時に色々な印材があります。
そのため、どれがいいのか、迷ってしまうこともあります。
一般的に人気が高い印材は、黒水牛になりますよ。
値段も手ごろで色合いもキレイな光沢のある黒色は威厳があり、印鑑には最適です。そのため、どんな印材がいいのか迷っている方には、黒水牛の印材がとても人気です。
ここでは代表的な印材をご紹介しています。
参考になれば幸いです。
柘(つげ)
黄味がかった美しい柘(つげ)は木材の中でも硬質で木目がきめ細やかな素材です。
木製の印材としては古くからはんこの材料として用いられてきました。
木材の特性上、油分や水分に弱いため、使用した後は印面をふき取り保管しておくと長持ちします。
黒水牛(くろすいぎゅう)
黒水牛は、その名の通り、水牛の角を加工したものです。
漆黒の輝きを帯び、弾力性に富んだ硬質な素材です。
牛の角は皮膚の一部であり、主な成分はタンパク質です。
人間の爪と同じように成分がタンパク質のため乾燥に弱いのが特徴です。
ひび割れ防止のため、表面に椿油などを薄く塗布しておくと長持ちします。
牛角 色(うしのつの いろ)【オランダ水牛】
牛角は、その名の通り牛の角を加工した印材です。
あめ色に一本、一本異なるとび柄模様が特徴の素材です。
牛角は色や模様によって種類分けもされており、それぞれ呼び名が違い、バリエーションが豊かです。
弾力性に富み硬質な印材です。
牛の角は皮膚の一部であり、主な成分はタンパク質です。
そのため乾燥防止に、表面に椿油などを薄く塗布しておくと長持ちします。
牛角 白(うしのつの しろ)【オランダ水牛】
牛角は、その名の通り牛の角を加工した印材です。
あめ色で混じりっけのない柄が特徴の素材です。
その上品さから、女性に好まれています。
弾力性に富み硬質な印材です。
牛の角は皮膚の一部であり、主な成分はタンパク質です。
乾燥防止のため、表面に椿油などを薄く塗布しておくと長持ちします。
チタン
チタンは強く、耐食性、耐久性に優れた金属です。
また、医療用器具に用いられるほどのノンアレルギー素材で体に優しい印材です。
シルバーの色合いもお洒落なイメージでカッコよく人気が出てきた素材とも言えます。
その他の印鑑の材質はこちら
まとめ
上記にあげた以外にも、はんこを作る際の印材はたくさんあります。
開運したい方は、パワーストーンでもいいと思いますし、縁起のいい書体を選ぶなど、さまざまです。
パワーストーンは落としてしまったりすると、欠けやすかったり、粉々になってしまうこともあるので、取り扱いには十分注意が必要です。
アクリルやプラスチックの印材は、可愛らしいものや個性的なものまで、たくさんのデザインがありますが、年月が経過すると、変形する可能性や材質が他に比べ弱いので「実印」にはおすすめしません。認印や銀行印などがよいと思いますよ。
色んな印材がありますので、自分好みの印材を使って、自分だけの印鑑を作ってみるのも楽しいですよね。
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