ウェルシュ・コーギーは「ペンブローク」と「カーディガン」の2つの犬種に分けられます。
血統書によっては、同じ犬種として登録されていたこともあるようですが、現在は別の犬種として登録されています。2つの犬種の起源から性格が異なりますが、愛らしく明るい表情で運動が大好きなところは2つの犬種で共通しているところです。
2つの犬種どこが違うの?
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
性格➡明るく活発で、遊びが大好きで友好的、天真爛漫で陽気な性格です。
特徴➡しっぽが無い、短い方が理想的とされていた歴史的な名残りから断尾をすることが多いです。
ウェルシュ・コーギー・カーディガン
性格➡明るく落ち着きがあり、忠実です。ペンブロークと比べると警戒心が強めです。
特徴➡ペンブロークより一回り大きな体格で筋肉質。断尾をしないので、尻尾がふさふさ長いです。
ペンブロークの性格
ペンブロークは、明るく陽気で遊び好きです。社交的で好奇心が強く、色々なことに興味津々。初めて会う人や他の犬とも仲良くできます。
ただし、牧羊犬としての気質も残しているため、他の犬や小動物を見たときに、追いかけ回したり、吠えたりしてしまうこともあります。そのため、基本的なしつけをしっかり行うことが大切です。
ペンブロークの体格
ペンブロークは、中型犬に分けられます。
体高は、約20~30㎝。
体重は、男の子が10~12㎏程で、女の子が9~11㎏程になります。
ペンブロークの被毛
ペンブロークのふわふわの被毛は、ダブルコートです。
そのため換毛期にはたくさんの毛が抜けます。
毛色はレッドかセーブル、フォーン、ブラック・アンド・タンがあり、足や前胸、頸の白斑はあってもなくてもよいとされています。
イギリス王室とコーギー
ペンブロークは、もともと羊や牛を追う牧畜犬として活躍していましたが、イングランド国王のヘンリー2世(在位1154年~1189年)がペットとして飼い始めたことで広く知られるようになりました。
エリザベス2世も大変なコーギー愛好家であったことは有名です。
英国王室のワンちゃんと言えばコーギーと言っても過言でありません。
ペンブロークの魅力
ペンブロークのチャームポイントと言えば、ニコニコ笑顔!明るく陽気な人懐っこい性格で、そばにいるだけで心が元気に癒されますね。
もう一つ忘れてはいけない魅力が、ぷりぷりお尻です。胴長短足で、キュートなお尻をゆらしながら短い脚で歩く姿は可愛すぎて目を離せません。
一緒に散歩をするだけで、飼い主さんも楽しくなってきますよ。
散歩
ペンブロークは牧洋犬だったために、運動量が多めです。
1日のうち、30分から1時間は十分な散歩が必要です。
ご飯
コーギーは、食欲旺盛な犬種なので、太りやすく肥満になりがちです。
そのため、飼い主さんは、太らせないように気を付けてご飯を与えるようにしましょう。
病気
ペンブロークは食欲旺盛なために、太りやすく肥満になりがちな犬種です。胴長短足で丸みをおびた体型は可愛らしいですが、腰や関節に負担がかかる病気にはとくに注意が必要です。
この犬種では、変性性脊髄症という病気や椎間板ヘルニアがあります。遺伝的なことが原因で、歩行困難になったり、呼吸ができなくなるなどの症状があります。
いずれの場合も、ふらついたり、歩き方が不自然になるので、日常的に歩き方などを観察し、なるべく早期発見し病院へ行きことが肝心です。
関連記事▼
まとめ
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークはとっても魅力的な犬だという事がわかりました。
故エリザベス女王も、コーギーのキュートな魅力に惹かれたのかもしれませんね。
コーギーをこれから飼ってみようと思う方は、参考にして下さいね。
参考記事▼
コメント