お掃除をする際、「クエン酸」ってよく聞くと思うんですけど、ちゃんとした意味を知っていましたか?そもそもどんなものなのか、使い方を含めて調べてみました。
お掃除のときの、クエン酸の主な働きはこちらです。
- 水垢などのアルカリ性の汚れをしっかり落とす
- アルカリ性の臭いのもとになっている汚れを落とす
- 浴室の小物につく石けんカスを落とす
それでは「クエン酸」についてもう少し詳しく見てみましょう。
クエン酸とは
主に、レモンや柑橘類や梅干しなどに含まれる酸味で「酸っぱい成分」のことです。
疲労回復には、酸っぱいものを食べると良いと言われますよね。酸味成分は体の中の糖を代謝し、エネルギーに変えてくれます。体内に取り込まれたマグネシウムやカルシウムなどのミネラル分を吸収しやすくして、身体の疲労物質を分解し、体内の蓄積を防いでくれますし、健康維持にが欠かせないものとなっています。
おおよそ、大きめのレモン1個に約4g、梅干し1個に1gのクエン酸が含まれています。
クエン酸はさらさらした白色の結晶性の粉末状で販売されています。
クエン酸の性質
クエン酸は他の名称はなく主に「クエン酸」といわれます。
pHは2.1で酸性です。
クエン酸には食酢(穀物酢、ビネガーなど)のような独特の匂いが無いので掃除に使いやすいです。
酸が残ると、ベタつきやサビの原因になるなるので、すすぎと拭き取りはしっかりと行いましょう。
クエン酸の使い方のコツ
・水垢や石鹸カスの掃除はこまめに水分を拭き取ることが大事です。
・食洗機にこびりついた水垢なら、専用の洗剤も販売されていますが、クエン酸、大さじ1を入れて食器は入れずに運転すればきれいになります。電気ポットなども同様です。
水1カップ200㎖にクエン酸小さじ2分の1を入れて混ぜる。スプレーボトルに移して使う。
正直に言えば、クエン酸の出番はあまり多くありません。アルカリ性の汚れが少ないからです。アルカリ性の汚れは、浴室の鏡や金属の蛇口についた白い汚れ(水垢や、椅子や洗面器に付着したざらざらの石鹸カス)です。
出番は少ないけれど水回り掃除に必須の洗剤です。
水垢やアンモニア臭を酸のちからで取り除く
クエン酸を使う時のNGな事・注意点
酸性の汚れが原因の臭いを消すことも向いていません。
カルシウムを溶かすので、大理石などの天然石には使用しないで下さい。金属についたままだとサビの原因にもなります。
クエン酸を購入するときの知っておくべきこと
クエン酸には掃除用と食品用があります。
異なる種類を購入しないためにも、最低限抑えておくと良いと思います。
食品用は体内に摂取するために製造されているクエン酸です。
食用に製造されているため、安全性や純度が高く不純物などが混ざっていません。
一方の掃除用のクエン酸は掃除・汚れを落とすために製造している為、純度が低く不純物などが混ざっていたりします。
なので、クエン酸と記載してあっても、掃除用か食用かをよく確認して購入して下さいね。
どちらにしても食用を購入しておけば間違いないでしょう。
ネット通販もいいですが、普通にスーパーマーケットや薬局、セリアなどでも購入できます。価格もお店によっては数百円からで買いやすい値段となっています。
ちなみにこちらはセリアで購入したクエン酸です。⇓
☆以上、クエン酸について調べてみました。お役に立てれば幸いです。m(__)m
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