印鑑登録は、日本独自の制度であり、重要な契約時に本人確認の手段として使われるます。
各市町村で印鑑登録することができます。
印鑑証明書が必要な方はまずは印鑑登録をしてください。
印鑑登録についてまとめました。
必要な方のお役に立てれば幸いです。
印鑑登録とは？
印鑑登録とは、自分の印鑑（ハンコ）を市区町村役場に届け出て、公的に「本人の印鑑」として認めてもらう制度です。登録された印鑑は「実印」と呼ばれますよ。
どんな場面で印鑑登録されたハンコ（実印）が必要か？
・不動産の売買
・自動車の購入・売却
・遺産相続
・公正証書の作成
・ローン契約や保証人になるときなど
これらの手続きでは、印鑑登録証明書（印鑑証明書）が必要となり、登録された印鑑と本人が一致していることを証明します。
印鑑登録できる人と印鑑（はんこ）はどんなものがいい？
登録できる人は？
・住民登録がある市区町村に居住している人
・原則として15歳以上
・意思能力があること（成年後見人が必要な場合もあり）
登録できる印鑑の条件は？
・一人につき1個のみ
・氏名（または通称名）を含むもの
・ゴム印や変形しやすい材質は不可
・他人と同じ印影は不可（特に同一世帯内）
大切な印鑑を選ぶ時の参考記事はコチラ⇩
⚠️ 注意点まとめ
・印鑑の種類：ゴム印や変形しやすい印鑑は登録不可。実印としてふさわしい材質・形状のものを選びましょう。
・印影の重複：同一世帯内で同じ印影は登録できません。
・引っ越し時：転出すると印鑑登録は自動的に無効になります。転入先で再登録が必要です。
・代理人申請：委任状が必要で、手続きに時間がかかるため余裕を持って準備した方が◎。
・印鑑登録証の管理：証明書の発行には印鑑登録証（カード）が必須。紛失しないよう厳重に保管しましょう 。
・印鑑登録証を紛失：再発行手続きが必要
・印鑑の変更：再登録が必要
・コンビニなどで印鑑証明書を発行したい場合はマイナンバーカードも必要ですよ。
印鑑登録する時は書体も大切ですコチラ⇩
https://smile-seikatu.com/hannko-2/
登録の仕方とは？（一般的な方法）
本人が役所に行く場合
申請者：本人のみ
必要書類
・印鑑登録申請書に記入して提出する（申請書は窓口においてある場合がほとんどです）
・顔写真付きの公的身分証明書（運転免許証、パスポートなど）
・登録する印鑑（同一世帯の他の人と印影が異なるもの）
・手数料：200～300円（再登録は500円～各都道府県で異なる場合あり）
受付場所・時間：
・各都道府県の市役所本庁（庁舎）または各支所
・平日 8:30〜17:15（各都道府県で異なる場合あり）
・即日登録可能（殆どが即日対応ですが例外もあり）
代理人が申請する場合
申請者：代理人
必要書類
・印鑑登録申請書に記入して提出する
・代理人の場合：登録する本人自署の委任状
・窓口に来る人の本人確認のための公的身分証明書（保険証など）
・登録する印鑑
・手数料：200～300円（再登録は500円～各都道府県で異なる場合あり）
手続きの流れ
・代理人が申請
・市役所から本人宛に「照会書」が郵送される
・本人が回答書に記入し提出し完了となる
・そのため数日かかることもある
印鑑登録証明書の取得方法
・登録後に「印鑑登録証（カード）⇧が交付されます。
・証明書の発行にはこのカードが必要。
・市役所窓口またはコンビニ（マイナンバーカード利用）で取得可能。
印鑑登録は必要な場面に備えて、早めに登録しておくと安心です。
印鑑登録は、契約の信頼性を高めるための大切な制度です。もし各市町村での具体的な手続きが知りたい場合は、各市町村に問い合わせをしてから役所に行くとよいでしょう。
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