我が家では、犬と猫の両方を飼っているのですが、猫の残ったご飯を、食いしん坊の犬が食べてしまいます。
うちのワンコは、自分のご飯は完食するので、猫が犬のご飯を食べる機会はほとんど無いのですが…。
量はそれほどでもないにしろ、度々残ったキャットフードを盗み食いしているワンコを目撃!
どちらも動物用の食べ物なのであまり気にしていない方もいると思いますが、少なからず影響はあるようですよ。
犬がキャットフードを食べ続けると…。
●カロリーオーバーで太る。
猫のご飯(カリカリ)は、ドッグフードに比べてカロリーが多く、タンパク質、塩分などが多く味が濃い目にできている。
※キャットフードの残りを食べていた我が家の犬は、確かに肥満になっていました。現在はダイエットに成功しています。
●多くとりすぎると高血圧になり、腎臓病になる可能性がある。
キャットフードを多く摂りすぎると、塩分やたんぱく質が多いため、高血圧になるリスクがあり、血圧が高いことで腎臓に負担をかけてしまい、腎臓病のリスクが上がる。
●キャットフードの方が美味しいので、ワンちゃんによってはドッグフードを食べなくなってしまうかもしれない。
猫がドッグフードを食べ続けると…。
●猫は肉食動物なため、犬にとっては安全なご飯でも食べ続けると猫には害になってしまう。
ドッグフードはキャットフードに比べて薄味で脂質も少ないため猫が好んで食べるという事は少ないかもしれません。そのため少量なら問題ない。
●ドッグフードにはタウリンが少ないので猫にとってはタウリン不足(栄養不足)になってしまう
ドッグフードにはタウリンが少なく、食べ続けてしまうと、失明や心筋症になってしまう可能性がある。タウリンは必須アミノ酸の一つで、猫はタウリンを自分の体で合成できないので、ご飯から接種する必要がある。
●消化不良を起こす可能性がある
猫が消化不良になると下痢や嘔吐、栄養不足になり、毛並みの悪化や体重の減少にもなり、与え続ければ健康が悪化し、寿命にも影響してしまう事態になる。
まとめ
ペットには、それぞれの身体に必要な栄養素があることがわかります。
愛犬や愛猫には、それぞれの健康を維持できるような、最適なご飯を与えることが大事です。
・ドッグフードとキャットフードの栄養素には違いがある。
・キャットフードの方が栄養価(カロリー)が高く、味が濃くつくられている。
・犬がキャットフードを食べ続けると栄養の摂り過ぎで肥満や病気になる可能性がある。
・猫がドックフードを食べ続けるのは猫にとって大切なタウリン不足になってしまう。
フードは、愛犬や愛猫の年齢や体調に合わせてバランスよく与えることが、飼い主にとっては大事ですね。フードやサプリも色々なものがありますので、ペットに一番合っているものを選んであげたいですね。
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