シャチハタの書体は色々あるので選ぶのも楽しいですよね。
ですが、書体の種類が多くて、書体(字体)選びに悩んでしまう方もいます。
・はんこ(ネーム印)を作ろうと思うけど、どんな書体がいいのかわからない…。
・どの書体が自分に合うのか迷っている…。
・人気のある書体ってどれ?
ここでは、そんな方に向けて記事を書いています。
参考になれば幸いです。
🔷シャチハタ(認印)として人気でおすすめの書体とは?
シャチハタ(ネーム印)はビジネスやご家庭で、主に認印としての役割です。そもそも認印というのは、回覧板や荷物の受け取りなど、「確認ました」、「受け取りました」など、印(しるし)のためのハンコなので、他人も自分もみんなが読める書体であれば問題ありません。
認印の場合、重要な役割のハンコではないため、この書体でなければならない、という決まりがありません。簡単に言ってしまえば、読みにくい「てん書体」以外は、仕事上の決まりが無いのであれば、自分好みでOKということになりますね。
そのため、自分好みの書体を選んでも特に問題はありませんが、認印は読みやすい書体を選ぶのがよいでしょう。
店舗などで売られていて、購入してすぐ使えるネーム印(はんこ)は、ほとんどが楷書体です。
そのため、一般的に数多く出回っている、馴染みやすい書体は楷書体になります。楷書体であれば、ほとんどの方が知っている書体で、読みやすいのでおすすめしている理由はそこにあります。
シャチハタ認印として人気でおすすめの書体は楷書体になりますよ。
楷書体サンプルはコチラ▼
認印おすすめ書体まとめ
●認印として、どの書体がいいのか迷っている人は、楷書体を選ぶのが間違いないでしょう。
●ビジネスの上で、他の人と区別したいという方は、隷書体か古印体がおすすめです。
楷書体に比べて少し大きめに見えますよ。
●可愛らしい文字にしたい方は丸ゴシック体がおすすめです。
丸ゴシック体サンプルはコチラ▼
●行書体は画数の多い方はおすすめしません。
理由は、行書体は他の書体よりも漢字の止めなどが少なく、細かい部分が繋がっているため、画数が多い漢字の場合、印面にホコリなどが付くと、捺した時にインクが滲んでしまったりするためです。
行書体サンプルはコチラ▼
シヤチハタのメーカーでは、10種類もの書体がありますよ。
難しい漢字の方も作ることができ、インクを交換すれば繰り返し使えるので、「シヤチハタ」のメーカーは大変人気ですよ。
※前もって書体を確認したい方はシヤチハタの公式サイトで自分の名字をお試ししてみて下さい。⇩
シヤチハタの公式サイトで色々な書体をお試ししてみる
シヤチハタの公式サイトでは、あなたの名字を無料で試せますよ。
9書体を入力するだけで、あなたの名字の書体をリアルに確認できます。
シヤチハタフォントはこちらから(シヤチハタの公式サイトにとびます)▼
シャチハタではなく朱肉を使うタイプの印鑑(実印・銀行印・認印・プレゼント用など)風水や縁起の良い印鑑・書体はこちらから▼
🔷シヤチハタの書体の種類(見本)
書体の種類は10種類ほどの書体がありますが、商品によって選べる書体が違います。
既製品(ホームセンター等ですぐに購入できるネーム印の事です)のほとんどは楷書体になります。既製品は書体が選べません。
※シヤチハタより引用
10種類目に「クラフト墨」という書体がありますが、ダイナコムウェア株式会社に使用許諾を受けた書体で、手書き風フォントになります。
やわらかく軽いタッチで描かれる文字には暖かみがあり、イラスト入りネーム印などに人気です。
1本で2つの機能!訂正印(6㎜)と認印(9㎜)がスッキリ収納!人気のハンコはコチラ▼
読みにくい漢字や読み間違えることが多い方のためのネーム印▼
難しい漢字で、自分の名前を間違えられたり、覚えてもらえないという方は、「ふりがな印」というネーム印もありますよ。コチラ▼
シャチハタもおしゃれに!キラキラ!ファッションの一部ですね▼
🔷それぞれの書体の特徴一覧
◎楷書体
※シヤチハタより引用
楷書体は、隷書体から変化した、筆運びが明確な筆文字書体です。
明快で厳格な雰囲気を持つ筆文字書体として、日常多く使われています。
シヤチハタの伝統的な手書き楷書体をベースに、「暖かみ」や「柔らかさ」が感じられる楷書体です。
◎行書体
※シヤチハタより引用
行書体は、楷書体を早書きした形で、簡潔で流麗、なめらかで力強い筆運びの書体です。
年賀状、会社の代表社名などに多く使われています。
大ぶりで、流れるような行書体は、印判ならではの重厚感を醸し出しています。
◎隷書体
※シヤチハタより引用
隷書体は、今から2000年も前の、中国の漢時代に生まれ育った書体です。ルーツはてん書体でそれを実用的に簡略したものです。
波打つような横線のうねり、伸びやかさと力強さのあるはね、装飾的な払い出しなどの独特の書きぶりを残しながら、大ぶりで読みやすさを加えた書体です。
◎古印体
※シヤチハタより引用
古印体のルーツは大和古印と呼ばれている奈良時代の寺社印で、日本で進化した独特の印章用の書体です。程よい虫喰い、墨だまりが風雅な趣を醸し出す奥深い書体です。
どっしりとした文字バランスとスッキリとした筆書きの風合いが重なった書体です。
◎明朝体
※シヤチハタより引用
明朝体は印刷用として誕生した書体で、現在では本文用の書体として新聞や書籍等でもっとも多く使われています。
特に横棒が太い書体を基本にしているため、小さな文字でもスタンプとしてキレイに再現できます。
◎角ゴシック体
※シヤチハタより引用
ゴシック体の歴史は比較的浅く1880年頃からだと言われています。角ゴシック体は線画が全て均一の太さに見えるように制作されており、主にタイトルや註釈等に使われることが多いです。
シヤチハタでは、大ぶりでレイアウトがキレイにそろう角ゴシック体を使用しています。
◎丸ゴシック体
※シヤチハタより引用
角ゴシック体の線画の角や両端を丸くしたものを丸ゴシック体といいます。あたたかさや優しさを印象づける書体の特徴から、日常よく見る広告やチラシ、道路標識などに適しています。
シヤチハタでは大ぶりで天地・左右がキチッとそろう丸ゴシック体を使用しています。
◎てん書体
※シヤチハタより引用
書体のルーツにあたる書体で、「大てん」「小てん」「印てん」といくつかの種類があります。
その中でも、「小てん」を印章の枠にうまく収まるよう正方形に近づけた「印てん」を使用し、社印などにも使いやすいものになっています。
◎勘亭流
※シヤチハタより引用
勘亭流とは江戸文字の1つで、太くうねりのある筆運びで、芝居などの看板に使用されるものとして江戸時代後期に誕生しました。
「鯱旗勘亭流」は現代での可読性を重視したデザインに加え、文字が太く強く書かれているため、「和」を印象付ける使い方に適しています。
※ネーム印のみ選べます。
◎クラフト墨
※シヤチハタより引用
ダイナコムウェア株式会社に使用許諾を受けた書体で、手書き風フォントです。
やわらかく軽いタッチで描かれる文字には暖かみがあり、イラスト入りネーム印などに人気です。
※ネーム印のみ選べます。
シヤチハタフォント(書体)の無料お試しはこちら▼
🔷購入しやすく人気のハンコはこちら
シャチハタの書体が決まったらハンコの本体を選びますよね。
ここでは、私自身の実際の体験に基づいてのおすすめです。
一般的なはんこはネーム9か、キャップ(蓋)の付いていないキャップレス9になります。
元ハンコ店店員からすると、おすすめは「👑ネームエルツイン」です。
一般的なものより少しお値段は高いですが、なにより頑丈ですし、認印といえども、上品で高級感があって縁起がいいです。
プレゼントとしても喜ばれるハンコですよ。
一本で2つのはんこ(6㎜と9㎜)が使い分けできて機能的なうえに、便利で場所をとらずコンパクトなんです。コチラ▼
価格はリーズナブルで買いやすい「シャチハタのペアネーム」(こちらも1本で2つの機能が付いています)も使っています。コチラ▼
ペアネームも愛用していて、仕事で毎日3年以上は使っていました。
3年過ぎて、フタ(キャップ)が緩んできて、すぐに外れてしまうという事態になりました。
キャップのみの購入もできますが(通販でフタだけ買うと送料の方が高いです)迷った末、結局「ネームエルツイン」を購入しました。
毎日ハンコを使うので、丈夫なものを選んだ方が良いという結論に至りましたよ。
もちろん、「ネームエルツイン」と一緒に、フタだけを購入し「ペアネーム」も使っています。
なお、余裕がある方は、ハンコを買う時に、専用インクも一緒に購入すると送料分お得です。
●蓋(フタ)が緩くテープで止めて
いた時のペアネームです。⇩
●3年以上愛用していたので蓋だけ交換したら、パールブルーが徐々に剝げていたため、蓋の色と少し違っています。⇩
1本で2つの機能がついて場所をとらずにコンパクト!ワンランク上のネーム印おすすめです▼
🔷シャチハタの書体まとめ
シャチハタの書体はたくさんありましたね。
シヤチハタサイトで色々な書体をお試しして見るのは、意外と楽しいですよ。
ちなみに私個人的には隷書体を好んで選んでいます。
筆者は「ネーム9」、「ペアネーム」、「キャップレス9」、「ネームエルツイン」など「シヤチハタ」のメーカーの物を好んで使っていますが、3年以上同じものを使っても、印面に使われているゴムの劣化を感じません。また、専用のインクで補充するので、いつでも、くっきりとキレイになつ印する事ができます。
ハンコ店の販売員をしていた時に、他のメーカーの物も色々見てきたので細かいところがしっかりとしているのは「シヤチハタ」のメーカーだと思っています。
シヤチハタは、難しい漢字の方やローマ字なども、お試しできますし、しっかりと作ることができるので便利ですよ。
ハンコを作るときは、字体も自分の好みに合った書体で作ると楽しいですし、長く愛用できますよね。ぜひ自分だけのオリジナルのハンコで楽しんでくださいね。
シヤチハタ以外のメーカーを探している方はこちら▼
谷川商事・ブラザー・ジョインティ・三菱uni・タイヨートマーなど、お気に入りのハンコが選べます▼
参考記事
コメント